ブラックリスト云々ではなく、申込画面での入力不手際などによる審査落ち理由を解説していきます。
これ、意外と多いので、ご注意ください。
本人確認書類 関連
申込画面で入力する契約者情報でのよくある審査落ち理由を解説していきます。
提出身分証明書との情報相違
提出する身分証明書と契約者情報の相違で審査落ちとなるケースがよくあります。
特に、審査が厳しいと言われている「UQモバイル」「Y!mobile」等、キャリアのサブブランドでありがちな審査落ち理由。
契約者情報欄には、身分証記載の住所をそのまま記入しましょう。
誕生日が入力ミスで1日ずれているなども、審査落ちとなります。
入力項目に相違が無いかは必ず確認しましょう。
提出画像が不鮮明
身分証明書として提出する画像が不鮮明で、住所・氏名・年齢等の判読が難しい場合には、審査落ちとなります。
手ブレで画像が不鮮明になってないか、提出前に、撮影画像を拡大して確認しましょう。
自宅にスキャナーがある場合は、スキャナーを使用するのも手ですが、あまりに手ブレがひどくなければ、通常そこまでする必要はありません。
身分証明書の期限切れ
提出する運転免許証などの身分証明書は、必ず有効期限内である必要があります。
有効期限のない住民票・療育手帳・療養手帳・後期高齢者医療被保険者証・特定疾患医療受給証・特定疾患医療登録者証などの本人確認書類は発行日から3ヶ月以内である必要があります。
本人確認書類の提出忘れ
これは言わずもがな、論外。必ず、提出しましょう。
格安SIM・格安スマホの契約は、申込フォームをすべて入力し送信して終わりではありません。
必ず、本人確認書類のアップロードを行いましょう。
支払い方法 関連
支払い方法関連でのよくある審査落ち理由がこちら。
家族名義のクレジットカードを登録
契約者と異なる名義のクレジットカード・デビットカードの登録も審査落ちとなります。
クレジットカード・デビットカードの名義は、契約者と同一名義である必要があります。
奥さんのスマホの契約を旦那さん名義のデビットカードで支払いたい場合、下記2つの選択肢があります。
- 旦那さん名義で契約する
- 契約者を旦那さん、利用者に奥さんを登録する
利用者登録ができるMVNOであれば、2番を選択することをオススメします。
(UQモバイル・LinksMate等)
MNP関連
MNPの際に、よくある審査落ち理由をまとめます。
MNPの際によくある審査落ち理由は2つ。
MNP予約番号の残日数
多くのMVNOでは、「申込時点において、MNP予約番号の有効期限が○日以上必要」という条件が設定されています。
(MNP予約番号の有効期限は発行日含め15日間)
MVNOごとに、設定が異なりますが、厳しいMVNOの場合、13日以上の残日数が必要となります。
予約番号が発行から2日以内に申し込めば、どのMVNOでもOKです。
大手MVNOの必要残日数の一例がこちら。
MVNO | 必要な有効期限 の残日数 |
---|---|
UQモバイル | 13日以上 |
楽天モバイル | 10日以上 |
OCNモバイルONE | 12日以上 |
LinksMate | 10日以上 |
MNP元とMNP先での契約者名義の相違
MNP元の契約者名義とMNP先での契約者名義が異なる場合も審査落ちとなります。
例えば、子供が使っていた番号をMNPして、お父さんが使いたい場合。
子供の回線がお父さん名義であれば、そのままMNP可能です。
MNP元の子供の回線を本人名義で契約していて、MNP先の契約者をお父さんで申し込むと審査落ちとなります。
これを回避するには、下記2つしか方法がありません。
- MNP元で、MNP予約番号発行前に名義変更を完了する
- MNP先で、MNP転入完了後に名義変更する
しかし、現実問題として、多くのMVNOでは、回線契約の名義変更は行っておりません。
ごく一部、OCNモバイルONEなどは、名義変更を行っていますが、大半のMVNOでの名義変更は絶望的。
どうしても名義変更をしたい場合、かつ、現在契約中のMVNOが名義変更してくれない場合、一度、名義変更が可能な「mineo」「OCNモバイルONE」などへのMNPを挟む必要がある為、かなり手間が掛かります。
このようなケースにおいては、番号移行を諦めて「新規契約」を検討するか、「mineo」「OCNモバイルONE」などへのMNPが選択肢となります。
本当はUQモバイルにMNPしたいんだけど…。という場合、一度「mineo」「OCNモバイルONE」にMNPした後、名義変更してから「UQモバイル」へMNPする必要があります。
(UQモバイルは、名義変更不可)
この場合、MNP時期によっては短期解約ブラックの可能性も出てきますので、ご注意ください。
参考:短期解約ブラックリスト