銀行引き落としに対応しているMVNOなら、クレジットカード不要な為、ブラックリスト入りしていても、契約が可能です。
そこで、銀行引き落とし対応のMVNOの中でもシェアの高い2社「UQモバイル」と「楽天モバイル」の比較をしてみたいと思います。
格安SIMシェアTOP5に入るmineoも比較対象に入れようかと思ったのですが、銀行引き落としで契約するにはeo光契約者限定という縛りがあるため、多くの方が銀行引き落としで契約出来ないため、却下しました。
UQモバイルと楽天モバイルの料金プラン比較
UQモバイルで人気の「スマホプラン」
楽天モバイルで人気の「Rakuten UN-LIMIT」を比較していきます。
楽天モバイルは、月間5GBで2,980円。
自社回線エリアは容量消費なしで使い放題。パートナー回線エリアは5GBまで。
というちょっとトリッキーな料金設定。
ただし、自社回線エリアが驚くほど狭く、人口比率で考えたら5%ぐらいの人しか、自社回線エリアのメリットを享受できないのでは?というぐらいの狭さ。(2020年10月時点)
最新の「自社回線エリア」確認は、こちらから。
つづいて、通話料金を比較していきます。
通話料金の比較
楽天モバイルの「UN-LIMIT」が国内通話かけ放題に対し、
UQモバイルは、下記から通話オプションを選択するタイプ。
・月額500円 通話パック(2,400円分の無料通話)
・月額700円 10分かけ放題(1回10分以下の通話が無料)
・月額1,700円 24時間かけ放題(時間制限なし)
通話回数がとても少ないけど、たまに長電話する方は通話パックがお得。
10分以下の短時間通話の回数が多い方は、「10分かけ放題」
とにかく電話することが多い方は「24時間かけ放題」
もしくは、楽天モバイルと言いたい所なのですが、
仕事で通話をすることの多い方には、楽天モバイルはオススメできません。
楽天モバイルのかけ放題では、「Rakuten Link」という専用アプリを使うのですが、このアプリがまぁーー評判悪い。
アプリストアで検索してもらえればわかりますが、音質の悪さに加え、不具合てんこ盛りなので、かけ放題に魅力を感じて楽天モバイルを検討しているのであれば、再考をオススメします。
初期費用・解約違約金の比較
初期費用や解約時に発生する解約手数料を比較していきます。
UQモバイル・楽天モバイルともに、契約事務手数料・最低利用期間・解約金・MNP転出手数料は、全く同額となっており、これらに差はありません。
いつ解約しても、解約金が掛からないのは嬉しいですね!
キャッシュバック額の比較
UQモバイルと楽天モバイルはどちらもキャッシュバック・ポイントバックキャンペーンを開催しています。
UQモバイル:銀行振込での現金キャッシュバック
楽天モバイル:楽天ポイントでのポイントバック
CB比較 | UQモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|
CB適用ページ | ↑クリック | ↑クリック |
CB適用場所 | WEB:○ 店舗:× | WEB:○ 店舗:△ |
CB/PB額 | 新規:3,000円 MNP:10,000円 | WEB:最大12,300P 店舗:最大9,300P (新規もMNPも同額) |
対象となる 契約種別 | SIMのみ(新規&MNP) | |
終了日 | 未定 | 2020/11/4 |
やっぱり現金の方が嬉しいのは筆者だけでしょうか。
楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT V」のPBキャンペーンで付与されるポイントは、付与日から6ヶ月の期間限定ポイントですので、使い忘れにご注意ください。
通信エリア・通信速度の比較
UQモバイルはau回線、楽天モバイルはau回線+自社回線とそれぞれ回線が異なります。
しかし、どちらのキャリア回線も人口カバー率99%を超える、対応エリアの広さを有しており、さすがは日本を代表するau回線の通信網です。
2020年10月時点においても、楽天モバイルの自社回線エリアは狭すぎて、話になりません。今後に期待。
格安SIMを提供するMVNO(UQモバイル・楽天モバイルなど)は、キャリアの基地局・アンテナなどの通信網を利用しているので、通話品質や電波のエリアなどは、使用している回線のキャリアと全く同様ですので、その点も格安だからといって品質が悪いワケではありません。
ただし、MVNOがキャリアと異なる点は、キャリアの回線の一部を借りているだけなので、回線の性能の100%を活かせるワケではなく、実効速度に違いがあります。
その点、AUのサブブランドである「UQモバイル」やサブキャリアである「Y!mobile」は通信速度が圧倒的です。
ただし、楽天モバイルは、au回線エリアでも比較的高速なので、実効速度で比較すると、そこまで大きな違いは無いと言えるでしょう。