TCA/TELESA加盟・非加盟MVNOまとめ

TCA（一般社団法人 電気通信事業者協会）・TELESA（一般社団法人 テレコムサービス協会）の「不払者情報交換事業者」となっているMVNOをまとめました。
TELESAも成り立ちこそ違えど、TCAに似た業界団体となっています。

TCA/TELESA加盟 ＝ 不払者情報交換をするMVNOという訳ではありません。

不払者の情報交換をしているMVNO

楽天モバイルを含めた4キャリアはTCA加盟かつ不払者情報交換事業者です。
4キャリアを除き、TCA加盟かつ不払者情報交換事業者のMVNOが下記となります。

下記、いずれかのキャリア・MVNOにて、料金滞納状態での解約（強制・任意）が発生すると、相互に情報交換がなされます。
新規申込・MNP転入申込を受け付けた段階で、TCA/TELESAブラックの情報照会が入り、ブラックリスト該当のフラグが立つと自動で審査落ちとなる可能性が非常に高いです。

上記はすべてを網羅している訳ではありません。
法人向け格安SIM事業を専門としているMVNOやマイナーMVNO・廃業MVNO等は除外しています。

不払者の情報交換をしていないMVNO

TCA/TELESAでの不払い者情報の交換に加盟していないMVNOが下記となります。
地方系プロバイダ等のマイナーMVNOは省き、大手運営のMVNOのみをまとめています。

IIJmio・イオンモバイルは、TELESA加盟の会員企業ですが、不払い者情報交換には参加していません。

エキサイトモバイル・HISモバイル・LinksMateは、そもそもTCA・TELESA非加盟となっていますが、デビットカード・口座引落は受け付けていません。

TCA・TELESAの沿革と加盟企業の特徴

TCAは元々、第一種電気通信事業者による業界団体でした。
（電気通信事業法の改正に伴い、現在、一種・二種という区分はなくなっています。）

その為、キャリアに加え、光回線等を提供するプロバイダ・ケーブルテレビ事業者などの第一種電気通信事業者が加盟している為、プロバイダ系格安SIMなどはほぼTCAに加盟しています。

また、地方の電力会社もプロバイダ事業参入、その後、格安SIMの台頭に伴い、格安SIM事業参入というケースが多いので、これらも概ね、TCAに加盟しています。

TELESA（テレコムサービス協会）は、電気通信事業者および情報通信関連事業などICT関連企業を中心とする業界団体となっており、TCA加盟企業はほぼほぼTELESAに加盟しています。